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全面バーズアイ JBL C36 ヴァイカウント Viscount 純銀単線配線 ケンリックサウンド新品精巧リプロダクト |
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ケンリックサウンドによるJBLヴァイカウントの精巧リプロダクト、バーズアイメープル仕様・ポリッシュ仕上げのスペシャルカスタムバージョン。新品製作キャビネットをベースに、スペシャルモディファイいたしました。生音に近い『軽低音』。ガツンとくる図太い『重高音』。目指したのは、そんな生々しい描写力です。キャビネットは豪勢にも正面バッフルを除く全面がバーズアイメープル突き板仕上げとなっております。
60年近く前に製造されたJBLヴァイカウントを基に、理想的な音を生み出すことができるケンリックサウンドのノウハウを生かし、すべて一から作り上げました。たおやかでも、時に鋭く、乾いた鳴りの中に、湿度を帯びた艶。相反する音の要素が実現するよう、時間をかけて最適なネットワークパーツ、クロスオーバーポイント、ユニット構成など、数多くのチューニングを施しています。
ユニット構成は王道にして最高の相性を誇る2way。JBL D130 + 075です。エッジワイズド・アルミボイスコイルで新品リコーンを施した再着磁済みD130をインストール、ギャザードペーパーエッジは特別な方法でエージングしたのち、アルミ青銅無垢ホーンを装着した再着磁済み075(新品ダイアフラム)を組み合わせました。各ユニットの端子は金メッキ端子に換装しています。このシステムの音を聴くと誰もが虜になることでしょう。
アルミ青銅無垢イコライザーは切削跡が残るアルミ純正イコライザーとは異なり、鏡面仕上げにつきハイエンドまでシルキー、しかも質量三倍で余分な付帯音が乗りません。
クロスオーバーネットワークは2.8kHzでクロス、しかしD130は敢えてハイカットせずにダイレクトなパラレル接続です。ローパスフィルターを通さず、目的の帯域に掛けてメカニカルに減衰させることにより、極めて自然で純度を保ったシステムバランスに仕上げることが出来ます。075用ハイパスフィルターには、ドイツ・ムンドルフ社のオイル真空含浸・銀/金蒸着である最新高級コンデンサー、
MCap EVO Silver/Gold/Oilを採用。高域のフィルターとして働くだけでなく、その極めて抜けの良い特性は、フルレンジ側のD130へ向かう信号へも良好な影響を与えます。ドライブ負荷から解放されたような優れた過渡応答は、まさに目が覚めるような鳴りを見せるのです。
ハイパスfiスターのコイルには、KRSチューンのオリエントコアコイルを採用。D130はリコーン時に極めて慎重なギャップ調整を施しているため、大入力でもストレスフリーでパーフェクトな鳴り方をします。こちらはネットワークを経由させない構成で全帯域信号が入力されるフルレンジとして機能します。すなわち、この調整如何で音質は、ほぼ決まるのです。背面端子はバナナプラグ・Yラグ対応のハイグレード大型銅・金メッキ端子、そして内部配線には
4N純銀単線の配線を採用しました。単線は圧延方向による音質良否が決まっており、これを正しく揃えることが肝要です。製作するスピーカーについて、ケンリックサウンドでは、ネットワーク素子(コイル、コンデンサー、抵抗、Lpad)に加えて、単線の極性をも正確に揃える作業工程を遵守しています。これこそが、音作りの神髄とも呼べます。以下動画では、各素子の極性矯正についての見解と必要性を社内ミーティングで打ち合わせている様子をご覧頂けます。
動画:スピーカーネットワーク素子(コイル、コンデンサー、抵抗、Lpad)の極性と矯正手法 その音質良否張り裂けんばかりのベース音はリブなし軽量コーンを強力アルニコマグネットでドライブできるD130ならではの音質です。後に4343や4344に使用されるようになったウーファーユニットは、低い周波数帯域を稼ぐために、コーン紙に質量を多く与えています。従って、低域の伸びはあっても、切れのある音は不得手になってしまいました。その点、 一瞬でドスッっと鳴ってピタッっと止まる、D130の切れの良さは、当時のランシング開発ユニットならではの持ち味です。103dBという驚異の高能率アルニコユニットがドライブする歯切れ良いボイスコイルのストロークが実現しています。
キャビネットには貴重なバーズアイメープルの突き板を張り込み、背面バッフルまで続くシームレスで洗練された印象に仕上げました。トップコートは最高級ポリエステル塗装にて仕上げています。艶やかなキャビネットの印象通り、奏でられるサウンドは繊細且つ目を見張る奥行き感に長けています。塗装一つで音色をチューニングできるのはケンリックサウンドならでは。決して本来の“音"を壊すことなく、品質を引上げるという高度な作業です。またピアノ塗装は仕上がりの品質こそが命であり、光源やものが映り込んだときに波打つように反射面が歪む安直な塗装は技量不足とされています。表面がフラットで均一な輝きを放つ仕上がりまで磨き込んだ状態が目指すべき姿なのです。その美しさが上記動画や下記特大画像でもご覧いただけると思います。繊細なウッドグレインを生かした奥行きある光沢が最大の特徴です。付属するグリルはシャンパンゴールドカラーの生地につき、キャビネットとの調和にも長けています。
そもそもピアノ塗装とは、ポリエステル塗料を数百μ塗装し表面を平滑に研磨をした後、バフとコンパウンドで磨いて光沢を出した仕上げのことです。7~8回の塗り重ねを行い蛍光灯を当てながら目線を移動しても凸凹としない、平滑な仕上げにするのが品質の高いピアノ塗装であります。気をつけなければいけないことに、ラッカーやウレタン塗装、またUV塗装の磨き上げただけのものまでを「ピアノ塗装」と偽っていることがあります。鏡面(平滑な面)で光沢のある塗装だとしても、全てがピアノ塗装とは呼べないことにご注目ください。そして、例え正規の手順を踏んだピアノ塗装だとしても、表面がゆず肌のようにデコボコとしているような状態は、品質が低い証です。
ピアノやギターのような楽器と同じで、音の響きは塗装の出来映えに大きく左右されます。仕上がりの美しいピアノ塗装作業に加えて、本来はパーチクルボード剥き出しである背面にもバーズアイメープル突き板加工を施し、キャビネットの6面全てに対して同一の仕上げを施しています。どこから見ても美しい調度品のようなクオリティに驚かれることでしょう。
足下を支える4本の脚は、特別にアルミ青銅無垢材から切削加工して製作しました。純正脚はアルミ合金製で内部も空洞になっておりますが、アルミ青銅無垢製の脚は内部も充填されてます。純正脚との比較質量は3倍以上で、空洞アルミの鳴きもなく芯の詰まった音が得られます。
凝固剤や塗装により、箱の鳴きと鳴りを巧みにコントロールし、再着磁とコンマミリ単位のギャップ調整にてパフォーマンスを最大限引き出したユニットを、純度・鮮度を落とさない高品位なネットワークパーツで、マルチ駆動さながらの働きをさせた結果が、この素晴らしいヴァイカウントであります。
数ヶ月に及ぶレストア行程と多くの吟味パーツとノウハウによって、まさしく生々しい出音が得られるスピーカーが完成しました。できうる限りの贅を尽くした、他所では真似ができない完全レストア・ヴァイカウントです。他のヴァイカウントは、古い音源の再生に関しては雰囲気良く鳴らせますが、現代ソースは、過度な箱鳴りで破綻し、高域は頭打ち、低域はコモリと詰まりを生じてしまい再現は、やはり厳しくなってしまいます。新旧どちらのソースでも、そしてあらゆるジャンルをも敏捷で重厚に気持ちよく鳴らせるヴァイカウントが、やはり最高峰と呼ぶにふさわしい個体です。
→→動画を再生する←←YouTubeでは、4K60pの圧倒的な高精細動画も再生可能。隅々まで詳細に見渡せる高画質です。再生動画右下の画質選択で「2160p60 4K」を選択。(PCの処理能力を要求します)YouTube動画1YouTube動画2YouTube動画3YouTube動画4YouTube動画5YouTube動画6YouTube動画7YouTube動画8下記にて特大画像をご確認いただけます。どこを見渡しても美しい仕上がりです。
Viscount 特大画像1Viscount 特大画像2Viscount 特大画像3Viscount 特大画像4Viscount 特大画像5Viscount 特大画像6Viscount 特大画像7【製品仕様】
型式 | バスレフ方式フロア型 |
ユニット | 低音用:D130 中高音用:ホーン型(075) |
許容入力(IEC) | 120W(IEC) |
クロスオーバー周波数 | 3kHz |
寸法(W×H×D) | 490×730×400mm |
重量(1台) | 40kg |
シャンパンゴールドグリル・・・2枚、標準付属品すべて完備スピーカーには後述の作業が施してあり、外観、性能ともに良好です。
オークションや中古ショップで、価格が安いという理由だけで状態が芳しくない個体やジャンク品を入手されて、ご自分で修理する費用が予想以上に発生したり、思わぬ不具合に当たり修理不能だったなど、苦い経験をされたことはありませんか?
例えオーディオ店で扱われている品物でも、キャビネットの傷や付属品の不足が激しいなど、決して良質とは呼べないものも多く見受けられます。
ケンリックサウンドでは、JBLスピーカーのメンテナンスとして基本的なウレタンエッジ交換に始まり、キャビネットのクリーニング、またはツキ板交換、アッテネーターのクリーニング、または新品交換や、ユニット内部、ネットワークの点検、欠損パーツの補修、そしてオプションサービスでのオーバーホールから、カスタムメイドまで・・・、末永く今後も安心してお使い頂けるように万全の整備体制を整えてメンテナンスに臨んでおります。ここまで細部に至るまで手をかけられるのは、JBL43XX専門店のケンリックサウンドだからできるサービスです。
ご予約による販売も承っているため、メンテナンス完了してもウェブサイトに紹介されずに直接お客様の元へ渡っていくスピーカーたちが増えています。ウェブサイトだけを頼りにお待ちいだいる方にはご不便をおかけして申し訳ありません。
・JBL D130、075、再着磁
・JBL D130リコーン、金メッキ端子交換
・JBL 075分解清掃・調整、ダイアフラム新品交換、金メッキ端子交換
・アルミ青銅無垢削り出し075ホーン
・ネットワーク:コンデンサー(Mundorf MCap EVO Silver/Gold/Oil cap)、4N純銀単線内部配線、アッテネーターは10ステップトランス式、バナナプラグ・Yラグ対応のハイグレード大型銅・金メッキ端子
・キャビネット新品製作、バーズアイメープル突き板&最高級ポリウレタン塗装
・アルミ青銅無垢材から切削加工のキャビネット用脚
・音響特性チェック・エージング鳴らしこみ上記ではご説明していない本商品に施された細かなメンテナンス工程が他にもいくつかございます。大きな要素ではなくても、古いスピーカーを蘇らせるには欠かせないポイントなのです。
ご購入から原則
一年間の保証がつきます。保証期間を過ぎても専門店ならではのパーツ完備により、あらゆる修理・補修に柔軟に対応いたします。JBL社で取扱中止となっているパーツでも当店が保管しているものも存在します。
JBL43シリーズを常に多く手掛けておりますので、後々の下取りアップグレードでも大いにお力になれます。4343からダブルウーファーの4350へ下取り差額交換されたり、引っ越しに伴いスピーカーの縮小化などでも、適切なモデルのご紹介が可能です。
ウレタンエッジの寿命(一般使用下にておよそ10年)が訪れても当店でエッジ交換を承れます。専門店ならではの安心感は価格を超えた付加価値です。
当店ウェブサイトの
Q&A よくある質問をご覧いただくか、
メールまたお電話(03-5948-6056)にてお問い合わせください。スピーカーをご購入いただいた世界中のお客様からコメントと画像をお寄せいただいく
「お客様の声」コーナーもご参照ください。
提携輸送会社によるお届け。配送料・開梱・設置(配線接続などは含まず)費用は
全国一律 28,000円お振込先は
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